薬剤師としてアルバイトを行えば、自由な時間を確保できるメリットが出てきます。アルバイトの仕事は、正社員と比べて縛りがありません。毎日働かなくてもよいので、家事の合間に勤務していくことも可能です。毎日外に出ることが難しい育児中の人や、介護を行っている人でもマイペースで勤務していけるでしょう。また、短時間での勤務でも大丈夫になっているので、復職を目指している人にも最適です。結婚や出産を契機に、仕事を辞めて家庭に入る方もいるでしょう。この場合、復職するには用意も必要になってきます。仕事から離れていれば、体力も低下しているため、体を慣らさないといけません。また、休んでいる間に忘れてしまった知識や、新たに販売された新しい薬の知識も得ておく必要があります。短時間の労働から始めれば、体力を徐々につけていくことができるうえ、新しい薬の知識も得られるようになってきます。一定の期間働いておけば、フルタイムで働き始めたときに戸惑うことがなくなってくるでしょう。ただし、アルバイトとして働いたときには、デメリットも存在しています。まず正社員に比べれば、もらえる給料は少なくなります。短時間の勤務であれば、その分だけ得られるお金が少なくなるため、金銭面が目的で働きたいという人は満足できません。また、フルタイムとして勤務できたとしても、正社員と比べて給与面で劣ってしまう可能性もあります。毎月もらえる給与以外にも、ボーナスが支給されないなど、待遇面で不安を感じてしまうこともあり得ます。ほかにも、正社員と比べれば不安定な立場であることは否めません。働いている医療機関や会社の経営状態によっては、一番最初に解雇されてしまう可能性も存在しています。特に、小さなクリニックや薬局などではこの影響を受けやすくなっています。求人に申し込む前には、安定的に働くことが難しいというデメリットがあることも、知っておくとよいでしょう。