薬剤師は資格を必要とする職業ということもあり、誰もが簡単に就くことができるわけではないからこそ、人手不足が問題となっています。正社員として働く職業というイメージを持っている人が大半ですが、アルバイトやパートといった雇用形態もあり、時給も一般的なバイトやパートよりも良いので、資格を持っている人にとってはかなり良い働き先と言えるのではないでしょうか。
採用されることもそう難しくはありませんが、働く上で気になる点となるのが時給や休みなどの条件となります。正社員ならば有給休暇を取ることができますが、バイトは有休はないことが当たり前と考えがちです。しかしバイトであっても、条件を満たしていれば有給休暇を取ることは可能となっています。
週の勤務数や年間の勤務数、そしてその職場で働き始めてからなど様々な条件がありますが、普通にバイトやパートとして働いているという人ならば条件を満たしている人も多いです。継続勤務年数に応じて毎年一定日数が追加で付与されていき、消化できない場合には繰越となります。
しかし繰越できる日数には限度があるので気をつけましょう。一般的なアルバイトとなれば、有休は取りにくいのが現状というバイト先が多いですが、薬剤師となれば人手が不足しているということもあり、好条件で雇ってくれるところも多く、しっかりと有休を取らせてくれる働き先が多くなっています。
もちろん人手が不足している分、どのような理由なのかもしっかり伝えると同時に、早い段階から有給休暇が取りたいということを伝えておくべきです。病など急遽ならば仕方ありませんが、その後も働きやすい環境を維持するためにも、早い段階で予定がわかっている場合には有給休暇を取りたいということを責任者に伝えておくようにしましょう。
バイトとして勤務していても、有給休暇を取ることができる権利があるということは頭に置いておくべきであり、しっかり伝えるようにしましょう。