薬剤師の資格を持っていて、アルバイトとして働きたいと考えている人も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。特に女性であれば、最初は正社員で働いていたけれど、結婚や出産などのライフスタイルの変化を機に退職し、家庭の状況が落ち着いてからまた復帰をするという人も多いことでしょう。
そんなとき、また正社員として戻るのではなく、比較的労働条件に融通を利かせることがしやすいアルバイトやパート、派遣社員などの非正規雇用で復帰する人もたくさんいらっしゃることでしょう。そうであれば、平均時給が一番良いのはどこなのか気になるという人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
全国的に見ても時給が良いのは、東京都や神奈川県などの関東圏です。それ以外の地域では大阪や福岡などの大都市圏が時給が良いと言えます。大都市圏では働き手もたくさん居るので、その分時給がそれほど高くないのではないかと思われるかもしれませんが、実際にはかなりの需要があるということが言えます。
全国的に平均すると東京都の時給が一番良いということが言えるので、都内もしくはその近辺に住んでいるのであれば、都内で求人を探すと良いのではないでしょうか。東京都ではパートでも時給が2,000円以下の募集はほとんどありません。
最低でも2,000円以上が一般的です。それが地方都市になると、時給の相場は下がります。調剤薬局でも最低時給が1,800円くらいになり、ドラッグストアでも時給が2,000円以下の場合もしばしばです。さらに田舎の地域となると、もっと時給の相場は下がってきて、調剤薬局や病院でのパートでも1,500円から1,600円程度の時給が一般的になります。
しかしながら、僻地などでの求人募集になると時給が3,000円以上出る場合もあります。しかし、そのような求人に出会えることはめったにないので、常にアンテナを張り巡らせておくことが必要となるでしょう。