ビジネスシーンではミスは許されないこと、それは医薬品のエキスパートとして活躍をする、有資格者でも違いはありません。ですがそのプレッシャーは悪いことではなく、必ず良いものへと変わっていく時期がやってきます。
膨大な医薬品知識を持つ薬剤師ですが、調剤の間違いは絶対許されないプレッシャーは誰にでもあります。まだ新人ならなおのこと、大きなプレッシャーに時には悩んでしまうかもしれません。
しかし毎日調剤を繰り返すことでやがて仕事に慣れていきますし、マイナスの気持ちだったプレッシャーは良い意味での自分を律するプレッシャーに変わっていきます。いくら業務に慣れてもいい加減になったりしないように、慎重に仕事をする姿勢を怠ることはありません。
医薬品は直接患者さんが服用をするもの、外用薬でも直接肌に触れるもの、ミスは許されませんが、だからこそ責任を持ち仕事に集中することができます。
日々患者さんにお薬を渡すときには、飲み方などにも薬剤師はアドバイスをするものの、自分でお薬を飲むときにはつい水以外で飲んでしまうこともあります。何か飲んでいたついでにお薬を飲んでしまうことは、患者さんではなくてもあることです。
なぜお薬をお水や白湯で飲むように指導するかというと、医薬品の成分が十分に発揮できるように、さらに一緒に飲むものによってお薬の成分が邪魔されることもあります。コーヒーやジュースなどではなく、お薬はお水で飲んでくださいと伝えますが、本当は絶対にお水じゃないとだめというわけでもありません。
効果が若干下がるというのが本当のところですが、患者さんにはきちんと水などで飲むように伝えます。
まだ新人の薬剤師なら1年目には、これからの自分自身の目標をしっかりとたてておくことです。就職が決まり現場で働くようになって、仕事に慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえばルーティンをこなす毎日になります。
若いうちは時間が限りなくあるように思えますが、人間の時間は有限であり時が流れるのはあっという間です。せっかく時間をかけて難しい医薬品の知識を詰め込んで国家資格も取得したのに、ぼーっとしている間に時間が過ぎてはもったいないこと、目標のない人生は味気ないものになります。
目標を決めておくのが良いのは、自分が何をするべきかがわかるためです。