ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2022年09月10日

新型コロナウイルスの状況で求められる薬剤師

新型コロナウイルスは世界中に多大な影響を及ぼしました。急激に成長を続ける医療業界でも例外ではありません。外出自粛による変化で医療機関の受診を控える人が多くなり経営が悪化している施設もあります。これから転職を考えている人はコロナ禍を乗り切るにはどうすればいいのか詳しくみてきましょう。

求人数の減少などの影響が出ています

新型コロナウイルスの感染拡大は、薬剤師の転職市場にも大きく影響しています。外出自粛要請が幾度と出る中、薬局や病院の受診を控える人も増えています。それにより、求人件数も比較的減少傾向にあります。特に影響が大きかったのは派遣やパートなど非正規雇用の求人となります。

再就職や転職など柔軟に対応する非正規雇用は幅広い年代に人気の転職候補となります。それゆえ、求人数の減少は良い影響とは言えません。非正規雇用で働けても、人件費削減のために勤務日数や時間が削られるケースが多いです。

一か月あたりの給与水準が下がっている所も出てきています。ただし、新型コロナウイルスの影響はそれだけではありません。就労環境の変化により離職者も出ており、人手不足になっている職場も出てきます。人手不足の職場を狙えば内定を得られる可能性があるかもしれません。転職希望者にも書類による選考の後の面接による対面を行いません。新型コロナウイルス防止のため、webを使った遠隔での面接を行っている企業も多いでしょう。

これまでより即戦力が求められています

患者さんが病院への受診を控えると調剤薬局も経営状況を厳しくなります。そんな状況では「即戦力」として活躍する方を求めています。他の方と差をつけるためにもスキルを磨くことが大切です。日々働くだけでなく好条件の転職にもつながります。

幅広い診療科や特化した診療科の知識、服薬指導や薬歴管理の高い技術を持っていると有利です。新しい職場でも仕事ができると認められれば優先的に内定をもらえやすくなるでしょう。これまでの職歴で管理薬剤師や認定実務としての資格を持って勤務していれば尚有利となります。

資格を持っていれば手当にも加算されるからです。休日や夜勤などのシフト対応できるかどうかもポイントです。時間該当加算に貢献できるので積極的に業務に取り組む姿勢も大切です。

転職先を探すならオンラインを使いこなそう

令和2年9月に電話やインターネットによる「オンライン服薬指導」が解禁されました。新型コロナウイルスにより、対面ではなくリモートによるやりとりを求められるためです。薬局側もオンラインで服薬指導を行い、集客を維持する動きが高まっています。

コミュニケーションツールでリモートに対応できるよう努めてください。リモートでも柔軟な知識が求められます。転職は希望条件に合う求人を探し、いかに早く動くかが要となります。転職サイトの中には事前のヒアリングで希望条件とマッチする求人をいち早く紹介してくれます。

毎日仕事に追われ、求人情報のリサーチに手が回らなくてもプロセスを進められます。早く転職したいならこういったサイトを探してみるのもいいでしょう。非公開求人を含む求人数が多いサイトもそれだけ希望の条件が見つかりやすくなります。


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