働き方の多様化により、薬剤師のフリーランスが登場しています。フリーランスという働き方がまだまだ一般的ではないため、どういうものか良く分かっていない人がいるのではないでしょうか。ここでは、フリーランスとして働くメリットをしっかりと解説していきますので、ぜひとも参考にしてみてください。
フリーランスになるメリットで最も大きいものが、今までよりも高収入になる可能性があることです。フリーランスの場合は、薬局の雇用主と直接業務委託を締結します。
契約により雇用条件や時給が決まるため、時給如何により高収入を実現できるかもしれません。条件や時給などで納得いかなければ、契約を結ばないという選択も可能です。高収入で働くためには、今までの実績をアピールしていく必要があります。
実績がないと、なかなか高収入で働けないため、フリーランスになるまでに実績をしっかりと積んでおくことが欠かせません。別の言い方をすると、実績がないのにフリーランスになるのは止めておいた方が良いでしょう。
フリーランスは個人事業主に該当するので、仕事上かかった費用は、確定申告時に経費として収入から差し引くことが可能です。同じ収入であっても、経費が多くなればなるほど所得が低くなるため、所得税が低くなります。
そのため、経費として計上するものが多い方が、節税につながるのです。例えば、勤務先に出向くための交通費やスキルアップのための教材費などが経費として計上できます。会社員で働いていた時は、経費について考える機会がないはずです。
それに対して、フリーランスで働くようになると、否応なしに経費について考えなければいけなくなります。
正社員や契約社員、派遣などで薬剤師として働いていた時は、仕事時間を自由に決めることが難しいでしょう。それに対して、フリーランスの場合は、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。
勤務条件や時給などにおいても、自分で交渉できるので、自分の理想の職場環境を実現可能です。休みの時に副業ができるので、医療ライターをしたり、家庭教師をしたり、カフェで働いたりすることなどが可能です。
自由にお金を稼げるので、今までの仕事の延長線上で様々なことにチャレンジできるでしょう。別に副業をせずとも、家族でゆっくりと過ごしたいという希望を叶えるのも良いことです。