ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2022年06月07日

ステップアップを図るためのポイント

薬剤の有資格者にとっては、新人という時代もあります。新人を経て、経験を積むことにより新しいフィールドを目指すことができます。いわゆるキャリアアップが図れるのですが、そのステップアップのためには、様々なポイントがあります。

現役に復帰がしやすい人材となる

企業の規模はもちろんですが、薬剤の有資格者が携われるフィールドは多岐にわたります。病院のみならず、調剤薬局もあれば、ドラッグストアも人気の職場です。また、新薬を製造する製薬会社をはじめ、警察庁などで活躍することもできます。

業態によっても異なるのですが、薬剤の有資格者の多くは女性だといいます。産後、育児が一段落ついてもすんなりと現役に復帰ができます。また、給与もわりかし高めで、薬局長ともなれば平均月収は50万円にもなります。

働き盛りとなる30代では35万円もの月収になるため、資格を取得する女性は少なくありません。

相談できるからこそミスをしなくなる

薬剤師になりたての場合には、ケアレスミスを繰り返したり、上司とコミュニケーションがうまくとれないこともあるでしょう。しかも、忙しくすることもあれば、「話しかけづらい」という新人もいます。しかし、調剤業務でミスがあれば、それはそのまま患者さんの命のリスクに繋がる恐れもあります。

この場合には、教育係の存在だけでなく、相談しやすい有資格者を必ず一人配置させておくことも大事になるでしょう。どんな職場でも忙しい時間帯では、ベテランでも余裕はありません。

素っ気なく感じるのも致し方ないでしょう。相談しやすいベテランがいれば、分からないまま有耶無耶にならず、ミスは確実に少なくなります。

キャリアアップを考えた磨き方を知ろう

薬剤師としてちゃくちゃくと経験を積むことができるようになると、新人ではなくなります。そうすると、次は頼られる側になるでしょう。そのときにターニングポイントとなるのが「キャリアアップ」です。どんなスキルを磨くべきなのかといえば、専門性を高めることです。

アレコレ手を出すよりも、ひとつのことに磨きをかけましょう。とくに、勉強は必須です。日々、新薬が開発され、新しい病名がつきます。勉強に終わりがないのも医療業界のメリットでもありデメリットでもあります。女性の場合には、薬局薬剤の業務に就くケースが多いので、勉強会や学会に参加することは少ないでしょう。

その場合には、コミュニケーションスキルを磨きましょう。薬学以外で幅を広げ、会話の引き出しを増やせるなら、患者さんや周りとの信頼関係がしっかり築けます。


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