調剤薬局などのスタッフは、比較的男性より女性のほうが多い傾向にあります。実際のところ、男性が薬剤師として働くにあたってのメリットデメリットはどういったものがあるのでしょうか。その難しさと魅力について、それぞれを見ていきます。
病院に併設された薬局でも街の調剤薬局でも、働いている男女比は圧倒的に女性が多いです。そんな中で働く男性は、みんなの会話に入れないときがあるかもしれません。産休で女性が休んだときのしわ寄せも大変です。
また男同士での仕事の悩みを話せる相手が少ないといった悩みも出てきます。しかしこうした点も異性とも上手にコミュニケーションが取れる性格であれば、さほど問題はありません。人間性も良くて仕事もできる男性スタッフであれば、自然と女性からも人気が出てモテるでしょう。
女性に囲まれて働けるのもまた楽しいものです。ただし、うっかりセクハラまがいのことをしてしまわないように注意することは必要です。このあたりも常識ある接し方ができていれば大丈夫なはずです。
女性が多い職場で気を遣うこともあるものの、やはり男性スタッフは頼りにされる存在です。女性から力仕事を頼まれたり分からないことを聞かれたりするのは、男性にとっては嬉しいものです。男としての自信もつきます。
また女性同士の嫉妬やいじめなども、女社会ではどうしても起きやすくなるのが実情です。けれども男性がいることで、そうした人間関係のトラブルを防ぐことができます。職場のみんなが仲良く円満であるために、男性社員がいることはプラスに影響するはずです。
みんなが笑顔で働くために、男性社員がちょうど良い役目を担っているのです。仕事をしながらいろいろな面において、存在価値を感じることができるでしょう。
薬剤師は女性が活躍する職場ですが、結婚や妊娠出産があるため管理職に就くのを避ける女性も少なくありません。本部スタッフなども多忙なので、身を引く人も見られます。女性が出世しやすい仕事と言えども、実際には仕事と家庭を両立したい人がたくさんいます。
昇進を辞退する女性が多い中で、男性社員はどんどん役職に就ける可能性が高くなります。当然のことながら、管理職になれば給与額も上がります。このことは男性にとっての大きなメリットと言えます。