ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2022年01月11日

資格を所有している人の数の変化

薬剤師として働いている人の数は、近年大きく増加しています。さまざまな場所でこの資格を持っている人が必要になったことから、試験を受験する人や資格を取得する人の数も増えました。ここでは、こうした情報について詳しくご紹介します。

昭和時代に薬局などで働いていた人の数

薬剤師として働いている人の数は、昭和時代と比較しても大きく増加しています。昭和時代の末期である昭和63年において、この資格の届出をしている人の数はおよそ14.3万人でした。昭和63年において最も多くの人が働いていたのは薬局です。

およそ4.6万人の資格を持つ人が働いていました。その次に多かったのは病院で働いている人です。およそ3.8万人の人が当時の病院で調剤などの仕事をしていました。昭和時代にもこれらの職場以外で働いていた人がいて、医薬品の製造に関する企業で働いていた人もいます。

こうした企業の中には医薬品の製造だけをしている会社もあれば、製造と販売を両方している会社もあります。昭和63年における医薬品製造企業で働いていた人の数は、およそ1.5万人でした。

昭和時代に大学などで働いていた人の数

昭和時代に薬剤師として届出をしていた人の中には、医薬品の販売を専門にしている会社で働いていた人もいます。こうした会社の特徴は、自分の会社で医薬品を製造していないことです。昭和63年に医薬品の販売を専門におこなう会社で働いていた人の数は、およそ1.4万人です。

昭和時代には大学で働いていた人もいましたが、その割合は他の職場と比較した場合それほど多くはありませんでした。昭和63年において大学で働いていた人の数はおよそ3000人です。昭和時代には上記の職場以外で働いていた人も多くいて、その数は合計するとおよそ2.7万人です。

この時代には必要な人材が不足している職場も多かったから、平成時代になるとより多くの人が資格を取得するようになりました。

届出をしている人が20万人を超えた平成時代

平成時代になって、この資格の届出をしている人の数が20万人を超えたのは平成10年ごろです。平成10年における登録者の数は、およそ20.6万人まで増加しました。

これらの人が働いていた職場の中で最も多かったのは薬局です。8.1万人の人が働いていました。昭和63年に薬局で働いていた人の数と比較しても、3万人以上増加しています。病院で働いている人の数も増加していて、平成10年に病院で働いていた人の数は4.9万人でした。


ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科 Copyright(C)www.yakuzaishiarubaito-hashimoto.net All Rights Reserved.