薬剤師は、病院やクリニックなど決まった場所でしか勤務できないと考えている人もいるでしょう。ですが、それでは希望する条件の職場になかなか出会えない可能性があります。そんな時には、フリーランスになるというのも選択肢の1つです。ここでは、フリーランスとしての働き方やメリット・デメリットについて解説します。
フリーランスとしての働き方は多岐に渡ります。薬局やドラッグストアで働く事も可能ですが、在宅薬剤師としても働けます。また、オンラインを使ってサプリメントや医薬品について解説するという方法もあります。どういった働き方をしたら良いのか、ライフスタイルによって変える事ができるのです。
たとえば、子供が小さかったり親を介護しているという人ならオンラインを利用したり、医薬品ライターとして活動する事も可能です。そして、子供が大きくなったり介護の必要がなくなった時には調剤薬局やクリニックでも働けます。
自分の状況によって働き方を変える事ができるため、ストレスを抱える事がありません。
フリーランスとして働く事は、働き方を選べるだけではありません。収入をアップする事も可能です。その理由は、自分で交渉するからです。通常、病院やクリニックに勤務をすれば決まった給与しかもらえません。派遣の場合には、手数料などが引かれてしまうため希望する金額はもらえない事が多いです。
ですが、フリーランスの場合は違います。自分で自分の収入がコントロールできます。人手不足の薬局や忙しい大手のドラッグストアなどでは、フリーランスを希望しているところもたくさんあります。
報酬について直接交渉ができるため、収入が一気に上がる可能性もあります。また、薬局で働きながらオンラインで活躍する事もできます。また、フリーランスというのは個人事業主です。確定申告の際には、経費を計上できるため節税対策にも役立ちます。
自由な時間に働けて、報酬もアップするとメリットだけを見ると理想的な働き方に思えます。ですが、デメリットとなる部分について知っておく事も大切です。それは、収入が安定しない事です。確かに、直接交渉ができるため報酬面でのアップは期待できます。
ですが、いつも成功するというわけではありません。薬局やドラッグストアによって、その結果は違います。また、オンラインや医薬品ライターとして活躍したいと考えていてもニーズがなければ意味がないのです。フリーランス薬剤師として活躍したいと考えているなら、デメリットも理解しましょう。
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