ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2023年08月17日

薬局で使用する機器類と備品と調剤

薬局でさまざまな機器や備品を使用します。最近の機器や備品によって、薬剤師の人的省力化が可能となっています。調剤過誤防止機能が高い機器のもあります。どのような機器が必要かは薬局の規模や人員や処方内容によって異なります。IT化が進むにつれて、便利な機器類が開発されていますので、どの機器を導入するかを考えるのはより重要となっています。

薬局で使用する機器や備品の種類

薬局には調剤棚があり、医薬品をそこに収納しておきます。調剤室の広さ薬品の種類によって、調剤棚を組み合わせることができます。分包機は調剤や錠剤などを自動で分包機械で、全自動調剤機は調剤を自動で行うことを可能とします。

しからながら、大きさと価格面との関係からあまり普及はしています。薬剤の計量に使用するのが、電子天秤です。錠剤粉砕機は、錠剤を粉砕する機器です。レセプトコンピューターは医療費を計算する機器です。医療費の計算の他にも、在庫管理システムなどが搭載されていることもあります。

薬歴簿を電子化したものが、電子薬歴機です。

薬局における軟膏剤や外用薬の調剤について

薬局で薬剤師は外用軟膏剤や外用薬の調剤なども行います。外用軟膏剤を調剤する際には、混合や充填を行います。その際に使用する軟膏ヘラはよく消毒しておく必要があります。

調剤の際には、処方せんと薬品名と剤形の確認を行います。剤形として軟膏やクリームなどがあります。軟膏つぼに充填する場合は、擦り切りにします。減菌容器を使用しない場合は、容器も消毒する必要があります。外用軟膏剤調剤において混合する場合は、軟膏板を使用してよく伸ばして混合をします。

容器のふたには、使用部位と薬品名などを記入します。

薬局での外用薬の調剤の手順について

外用薬の添付薬を用意する際には、薬品名と規格を確認し、総量を輪ゴムでとめます。点眼や点鼻や点耳薬を用意する際にも薬品名と規格をよく確認し、専用の袋にいれて、総量の確認を行います。

薬局の開設者は調剤録を整備する必要があります。薬剤師のキャリア形成として調剤薬局の開業があります。キャリア形成として調剤薬局の開業を考えている場合は、開業後に行うことのイメージを具体化するのが大切です。

調剤録には、患者さんの氏名および年齢、薬品名および分量などを記載します。調剤薬局での重要な業務は調剤をすることでもありますが、その調剤に関する記録は正確にしておく必要があります。


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