ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2023年07月12日

薬学部の学習内容を詳しく知ろう

国家資格である薬剤師になるためには、六年制の薬学部で調剤や薬の基礎から学び、臨床実習なども行なっていきます。生物学や化学が最初の勉強内容となり、合わせて他の教養科目も履修していくことになるので、高校在学中に理数系の基礎固めをしっかりすると良いでしょう。薬学に関する勉強そのものは四年次までが多く、それ以降は現場できちんと働けるように実習がメインとなっていきます。他の学部よりも二年間勉強年数が長いことから、学費が幾らくらいかかるかなども含めて、事前に大学の情報を収集してから受験する必要があります。

病気と薬についての知識を増やして医療を学ぶ

調剤を許可されている薬剤師の資格を得るためには、六年間かけて薬や病気について詳しくなる必要があり、薬学部での勉強内容をしっかり覚えることで現場で対応出来るようになります。だいたいの学校では五年次から病院や薬局での実習を開始しますが、大学によっては一年時から現場の様子を知るために訪問するところも増えているので、自分が学びたい学習カリキュラムの大学を選ぶようにしましょう。

授業で訪問する病院に関しては、付属の大学病院がある場合にはそこに訪問することになりますが、付属病院がない場合には近所の病院になります。また、将来資格取得後に就ける仕事は調剤業務以外にも、公務員として食品衛生監視員や麻薬取締員も目指せるため在学中に検討してみることが大切です。

学費を調べてから入学先を検討した方が安心

普通の大学と違い六年間かけて勉強をする薬学部は、当然のように学費が他の学部よりもかかる計算になります。平均して私立大学の薬学部の場合は、六年間にかかる学費の総額は一千万円から一千四百万ほどであり、進学してから困らないためには学費を貯めておいた方が良い金額と言えます。

国公立大学の薬学部の場合は六年間の学費は平均三百五十万円ほどとなっており、節約して大学に進学したいのであれば、私立ではなく国公立を受験した方が安心でしょう。

最も費用を節約して薬学部を卒業出来る方法としては、一人暮らしはせずに自宅から国公立に通学することです。他の学部でも国公立大学と私立大学は学費に差がありますが、薬学部はその差がかなり顕著であるため慎重に進学先を選ぶ必要があります。

奨学金はいくら借りられるか調べておこう

私立大学に進学する場合は学費がかかることが前提の薬学部ですが、事前に奨学金制度について調べておくと学費の心配が減り授業に集中出来るでしょう。奨学金制度を利用して卒業した人が非常に多い学部であるのも特徴で、現役薬剤師の四十パーセント以上が奨学金を借りて勉強に励み国家資格を取得しています。

自分で働いて返済することになるため、何年くらいかけて返済していくかスケジュールを組むことが重要です。


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