ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2023年06月07日

几帳面な人に向いている薬のプロ

たくさんの職業が世の中にはありますが、薬のプロフェッショナルは几帳面な人が向いていると言われています。なぜ、几帳面な人の方が良いのかだけではなく、どんな能力が備わっている人に向いている職業なのかを見ていきましょう。

患者さんの命を守るために几帳面さが大事

薬は患者さんの治療のために使われるわけですが、正しい用量・用法を守って使わないときちんと効果が発揮されません。むしろ、間違った使い方をすることで命の危険性が生じる恐れすらあります。だからこそ、薬剤師には几帳面な人が向いています。

調剤をする際に、ミリ単位の正確さが必要となります。大雑把に調剤してしまうと、それが患者さんの健康を損ねてしまう恐れがあります。適当な作業をされては、医療事故になりかねません。患者さんの命を守るためにも、几帳面さがとても大事な職業と言えます。

細かい作業に抵抗感がないことが求められる

薬剤師の業務は細かい作業が多いので、細かい作業に対して抵抗感がない人に向いています。調剤だけを見ても細かい作業がとても多いことがわかります。患者さんに薬を渡す際には、処方箋の指示通りに薬を用意しなくてはならないので、1錠単位で用意することもあります。

たくさんの種類の薬を服用する患者さんに対して、1回分ずつパックにする作業をすることがあるかもしれません。細かい作業が多い仕事ですから、細かい作業が苦手な人には厳しいでしょう。日頃から細かい作業をすることが好きな人には特に向いている職業ではないでしょうか。

責任感が強くコミュニケーションスキルがある人

患者さんのために調剤などの作業をしますし、患者さんだけではなく医師や看護師と連携することもあります。このため、責任感が強い上に、コミュニケーションスキルがある人に向いている職業と言えます。

必ずしも処方箋が正しいとは限らないので、一つ一つの処方箋に対して責任をもって取り組むことが必要です。問題があると判断したら、医師に疑義照会する必要があります。病院勤務や災害派遣など医師や看護師と連携して多くの患者の命を守ることもあります。

患者さんとだけコミュニケーションを取るだけではなく、他の医療関係者とコミュニケーションを取る場面も少なくありません。どんな職場かによっても接することが多い人には違いがあるとは言え、いずれにしてもコミュニケーションスキルは必要なことには変わりありません。


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