ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2021年06月27日

かかりつけ薬局としての役割が求められます

調剤薬局での仕事は主に調剤や服薬指導となります。現在は高齢化により地域医療が推進され、患者さんに寄り添った医療が求められます。いわゆる「かかりつけ薬局」です。気軽に相談できるかかりつけ薬局や薬剤師としての役割をもつようにしましょう。

かかりつけ薬局をもつメリットとは

現在、厚生労働省はかかりつけ薬局をもつことを推奨しています。調剤薬局にも地域に密着した医療施設としての姿勢を求めています。かかりつけ薬局を持つことで患者さんの担当者が健康状態をより把握しやすくなります。

それぞれの状況にも柔軟に対応しやすくなるでしょう。例えば「朝は朝食をとらないので薬は飲まない」「お酒を飲む夕食は飲まない」などの状況も分かります。それぞれで改善や対応策を提案できるのがかかりつけ薬局です。

服用する薬の相互作用や重複処方の予防にも繋がります。また、健康相談に対応してくれるのも大きな役割です。顔なじみの薬剤師がいることで疑問や悩みなどを気軽に相談しやすいです。

調剤薬局では調剤や服薬指導を行います

薬剤師は医師が処方した処方に基づいて調剤します。用法用量をきちんと守り、処方箋として不備がないか慎重に確認します。疑問点があれば医師や病院に疑義照会を行うこともあります。服薬指導の際は薬の説明だけでなく処方する意図も確認します。

現在の症状や服薬状況を聞き取り、販売します。副作用の可能性があれば忘れず提示し必要に応じたアドバイスも行うでしょう。場合によっては患者さんへうかがう在宅業務もあります。薬を自宅まで届けるだけでなく服薬状況もチェックします。

患者さんの中には服薬管理が自分で行えないケースもあります。薬の飲み忘れや管理している人などを把握しその都度聞き取りを行います。訪問看護師やヘルパーなどを利用しているなら連携を取って患者さんをサポートします。

今後は高齢化により、在宅医療を受ける患者さんの増加が予想されます。在宅医療での服薬管理として今後はより求められていくことでしょう。周りのスタッフとの連携することも大切です。

地方に住む方の大事な相談役になれます

調剤薬局は処方箋を求める人だけではありません。日用品や衛生用品を購入する目的で訪れる人もいます。健康だけでなく日常生活をサポートする役割も持っています。薬やサプリメントの適切な利用を提案し、家庭に役に立つグッズの紹介も行います。

知識を活かせる場面はたくさんあるでしょう。同じ医薬品を何度購入しても症状の改善が見られない患者さんには病院の受診を勧めることもできます。病院に行くべきか迷っている患者さんの相談にものりましょう。相談にのれば親切で頼れる存在として利用者に喜ばれます。

調剤薬局は地域に密着した医療施設です。親切丁寧な対応を心がけましょう。


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