ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2021年05月25日

職場別で残業時間はどれくらいか

一般的に薬剤師は残業時間が少ないといわれていますが、本当に少ないのでしょうか。サービス残業のような形でつけられているのではないかと、疑問に思う人がいることは事実です。職場によっては残業があるのかなど、疑問を明らかにして就職活動に役立てるといいでしょう。

調剤薬局で勤務する人の残業時間

調剤薬局は、最も残業時間の少ない所として知られています。勤務先によって薬局でも残業の多い所は存在していますが、調剤薬局に関してはほぼ残業時間のない職場です。1か月であったとしても10時間以内とされており、非常にホワイトな職場であるといえます。

ただし、近隣にある医療機関が閉まらない限り、薬局を占めることが不可能な場合も少なくありません。医療機関が混雑している場合には、必然的に薬局も混雑しています。そのため、残業につながってしまうことは多いです。

とはいえ、毎月10時間以内に収まる程度には少ないといわれているため、それほど多くはないといえます。なお、忙しすぎて翌日の分を作っていないなどの場合には、医療機関が閉まったとしても残業しなければならないことは多いです。

ドラッグストアで勤務する人の残業時間

ドラッグストアは他の調剤薬局のように、医療機関の診療時間とは関係なく営業しています。しかし、朝10時から夜10時までなど営業時間の長い所は多く、必然的に残業せざるを得ないところも少なくありません。慢性的に人手不足であることや、勤務時間を過ぎていても処方箋を持ってくる人がいるなど、帰宅するタイミングを間違えると残業につながることが少なくありません。

特に処方箋を取り扱っているドラッグストアの場合には、1か月で40時間ほど残業をする可能性が高いです。繁忙期の場合には1か月100時間になる可能性もあるため、勤務時間やシフトに関してはきちんと確認してから雇用契約を結ぶといいでしょう。

なお、多忙ではない時にはそれほど混雑しておらず、1か月20時間に満たないこともあります。

医療機関や製薬会社での残業時間はどれくらい

医療機関の場合は、緊急入院など業務が急に発生することも多く、薬剤師として働く人であっても医療チームに加入し、患者への対応に追われることは少なくありません。そのため、救急病棟などのあるところであれば、残業する時間は少なくないといいます。

業務内容によっては残業の少ないこともありますが、専門性を高めるうえで働きたいと考えるなら、医療チームに参加しておくことは良いことです。なお、医療機関では、1か月10時間から30時間程度になることもあります。

対して製薬会社の場合、働き方によって残業時間が長くなる傾向にあるため、確認する事は必要です。接客業務上の残業ではなく、会議・勉強会など医療機関などへの説明のためなどに残業する可能性は高いです。また、開発関連の職種の場合、納期までに完成させなければならないといった時、残業せざるを得ないこともあります。平均10時間から50時間になることもあるといいますので、参考にしてください。


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