薬剤師になり、就職する場合でもどの就職先を選ぶかによってその人のやりがいや運命が異なります。基本的にどのような経験をしても最終的には出口が重要になるため入り口はそこまで気にする必要は無いともいえます。ただそうは言っても、やはりどのような経験をするかは就職先によって決まることを考えれば、就職と言う入り口のこともある程度真剣に考えておかなければいけません。そこで、どのようなことを事前にしておくべきかを見ておきます。
社会人として自分の能力を高めるためには、自己分析を丁寧に行うことです。薬を使う人間として、お客さんや患者さんに対して正しい薬の説明をすることも重要ですが、それ以前に自分自身がその職に就いて輝いていなければ意味がありません。
自己分析をする意味は、自分の能力をより高め適材適所な場所にいることです。自分がどのような仕事に向いているのかを明確にした上で、将来就職する方向性を定めましょう。
薬剤師は、収入が良いだけではなかなかやって行けません。やはり仕事そのものが面白くなければ、勤務し続けることは難しいでしょう。仕事が面白いかどうかは、先輩方に聞いてみるのが良いかもしれません。
先輩方に聞くと、表面的なことではなくそれ以外のことも知ることが可能です。話を聞いた段階で、収入は別としても自分に向いているかどうかを判断することが重要です。仮に収入が低かったとしても、それだけで弾いてしまうのではなく、将来的に自分の能力を高める職場につけば自然に収入が上がっていくものと考えれば、初任給等はそれほど気にする必要がないはずです。
むしろ、初任給と言う条件のために自分のやりたくもない仕事をしてしまうほど持ってないものはありません。
世の中には、昔から百聞は一見にしかずと言う言葉があります。先輩方の貴重な意見も重要ですが、実際に自分で目で見て体験してみなければわからないことも多いです。そこで、職業を一度体験してみるのが良いでしょう。
もちろんこれは、可能ならばの話ですがもし薬局等を体験できる場合には1度体験してみるとおおよその雰囲気がわかるかもしれません。私仕事内容もわかり、そこで自分自身が頑張ることができるかを知ることが可能です。
それらを経験すれば、表面的な情報だけを見ている人に比べてはるかに自分にとってふさわしい職場に出会える可能性が高くなります。