ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2020年12月04日

薬剤師が職場を選ぶ時に気を付けたいこと

薬剤師は、総合病院や製薬会社、調剤薬局といった様々な場所で活躍の場が広がっており、医薬品に関する専門知識を持つ人や、調剤業務の経験が豊富な人が重宝される傾向が見られます。そうした中、自分に合う職場を選ぶにあたり、早いうちから様々な現場で必要なスキルについて調べたり、待遇や仕事内容を確認したりすることが重要です。


総合病院では病棟での服薬指導を任されることが多い

総合病院の病棟で働く場合には、幅広い年齢の患者の服薬指導を任されることがあり、他の職場と比べて日中だけでなく早朝や夜間の勤務を担当する機会が多くなります。また、重病の患者への服薬指導を行う場合には、高額な業務手当が支給されることもあり、収入にこだわって職場を決めたい人に向いています。

最近では、医療従事者が不足している総合病院をはじめとして、基本給の金額を見直したり、色々な手当を用意したりしているところがあるため、時間を掛けて条件が良い職場を見極めるのがおすすめです。なお、配属先によって求められるスキルや役割などに違いが見られます。

そのため、なるべく余裕を持って興味がある病院の見学をして、無理なく働けるかどうか判断をすることも大切です。


製薬会社では医薬品の開発に携われることもある

製薬会社に研究職として就職をする場合には、医薬品の開発に携われることもあり、学歴や職歴を生かしたい人にとって魅力のある職場として位置づけられています。特に、新薬の開発に成功をして特許を取得した人は、定年まで安定した収入を得られるケースもあります。

そうした中、将来性のある職場を見つけるうえで、いくつかの製薬会社の研究環境の良し悪しや、過去の医薬品の開発実績についてきちんと把握をすることがおすすめです。製薬会社によっては、研究職を希望する求職者を対象に就職相談会や職場見学会などを行っているところもあるため、積極的に担当者に問い合わせをすると良いでしょう。


調剤薬局はルーティンワークが得意な人におすすめ

調剤薬局は、様々な病気の患者を対象に処方箋をもとに調剤業務をメインに行うため、丁寧かつ正確に仕事に取り組める人が重宝されています。また、調剤薬局は体力的に負担が大きい業務は少ないものの、日々同じような作業が多いことからルーティンワークが得意な人に適しています。

その他、調剤薬局内で責任者になるためには、ある程度のキャリアが必要とされるため、順調に実務経験を積める職場を探すことがおすすめです。


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