高齢者で迎えてしまった日本が抱えている大きな問題があります。それは病院や介護施設で働くべき人材が不足しているという事実です。2030年には国民の4人のうちの1人が65歳以上の高齢者となってしまいます。その時慌てても間に合いません。今のうちから看護師や薬剤師を増やせるような手立てをしておくべきでしょう。
国公立大学の薬学部に合格するだけで、大きな金額を節約することができます。それで国公立大学の薬学部はとても人気が高いのです。そのため大学の競争率が非常に高くなっています。合格するためには綿密な計画と受験勉強が必要です。
毎日少しずつ決められた時間にターゲットを定めて学習していけば、合格するのも夢ではありません。受験は一回勝負の運試しということもできます。運がよければ合格することもあるでしょう。薬剤師 になるためには6年間もの間大学の薬学部で薬学を勉強しなければなりません。
それでようやく 薬 剤 師 の国家試験を受験する権利を得ることができるということです。
国公立大学は難しいので、最も一般的なケースは、私立大学の薬学部に進学するというコースです。それには受験の大変さという理由が隠されていました。国公立大学の薬学部の競争率が非常に高く、合格することが非常に難しいためです。
国公立大学の受験に失敗した人たちは全て私立大学の薬学部に駆けつけてきます。それで私立大学の薬学部の試験も大変な競争率となってきているのでしょう。気になるのが私立大学で学習する際にどのくらいの費用がかかるのかではないでしょうか。
私立大学では高額な入学金のほかに寄付金を求められるケースもありますので、それで費用がどうしても高くなってしまいます。私立大学の薬学部を選択した場合にはその費用合計が6年間で約1200万円かかると言われています。
その費用ですが国公立大学か私立大学かによって大きく変わってきます。数字で簡単に示しましょう。国立公立大学は6年間で約350万円かかります。一方、私立大学の薬学部に行くと、6年間で約1200万円かかります。
それには訳がありました。私立大学では、年間授業料が国公立大学に比べて3倍以上の高額な金額を徴収されるからです。また、私立大学では、入学時に入学金に加えて寄付を集めるのが慣習となっています。これは、6年間の大学でかかる費用が跳ね上がることを意味します。
どのコースを選択するのがより経済的かは一目瞭然ではないでしょうか。