ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2020年06月26日

在宅医療に携わることもできる薬剤の専門家

病院へ通いたくてもそれができない疾患やお年寄りには、訪問医療という形で医療を受けるチャンスがあり、そのシーンに薬剤の専門家も携わることができます。短期間で取得をできる資格ではありませんが、6年間の薬学部での学びを経て国家試験に受かれば、晴れて社会に出て薬剤のプロとして働くことが可能です。


薬学部の卒業と国家試験をパスして取得をする資格

医薬品に関わる幅広い知識を習得する専門家となるためには、薬剤師国家試験に合格するのが条件です。将来の職業として決めたら大学の薬学部へ入学をして卒業をしますが、国家資格をパスしてこそ資格は与えられます。

無機化学や有機化学をはじめとして、基礎的な化合物の知識の習得をしたり、医薬品が体内でどんな働きをするかなど、大学で学ぶ知識は膨大です。一昔前までは4年生であったものの、平成18年度よりは薬学部は4年生ではなく6年生であり、医薬品の数も増えたため学ぶ時間も長くなりました。


訪問医療の現場で薬剤に関わる手助けをすることも

健康を害した人やお年寄りなどは病院にお世話にいなりますが、通院をするのが困難なケースもあります。そうした人が対象となるのが在宅医療であり、自宅に居ながらにして医療を受けられるシステムです。医者や看護師だけが活躍をするだけではなく、薬剤師でも活躍のチャンスがあるので、在宅医療に携わることもできます。

施設や自宅へ医者や看護師が訪問をしての医療ですが、そのサービスの中で薬剤管理や服用の指導をする役割です。医者の処方箋をもとに調剤したお薬を患者の家へと届けることもあれば、医者に動向をして服薬指導をすることもあります。

一人で全てを行うわけではなく、医者や看護師をはじめとして、ケアマネージャーやヘルパーなどとの連携も必要です。


立ちっぱなしの仕事で疲れた足に思いやりのケアを

職業病とまではいかなくても、あらゆる職種で長く勤務をすることにより、何か不調や不具合を感じることは珍しい話ではありません。薬剤師でいえば意外とあるのが足の疲労感やむくみのお悩みであり、ほぼ一日中忙しい中で立ちっぱなしだからです。

人間の両方の足は全身を支えていますので、調剤やレジ打ちに患者への説明と、1日をフルに使って働く中で、足の血行が悪くなることがあります。安易に考えていられないのも立ち仕事であり、長く続けて疲れも取らないでいると、下肢静脈瘤のリスクまで上げてしまうので穏やかではありません。

訪れる患者への薬剤の説明や配慮だけではなく、自分のケアもして健康を維持する必要があります。仕事が終わって帰宅をしたらバスタイムを楽しむ、足裏のマッサージをしたり、足のストレッチをするなども良い対策です。


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