ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2017年04月17日

正社員でないとほぼ加入は不可能

フルタイムの正社員で働くには、家事や育児の両立をしたいから無理という場合、時間給で働くことになります。ただ、正社員という責任とフルタイムで働くという会社への貢献の代わりに、会社から与えられるのが福利厚生です。

■老後のことまで考える時代になった

国民年金は、自営業の人や、会社の厚生年金に加入できない人が加入する年金制度です。収入が不安定な人の加入が多いこともあって、掛金を支払えない人や、あえて支払わない人も多くいることがわかり、掛金未納問題が大きく取り上げられることになりました。また、長生きをして年金を受け取る人が増えた一方で、子供が減り、若い世代の掛け金負担割合が重くなるといういびつな状況にすでになっており、年金制度そのものの存続が危ぶまれている状態です。そのため、若いうちから老後の年金がどうなるかを考えておかなければならない時代になりました。若いうちは老後のことなど想像もできないかもしれませんが、時は瞬く間に過ぎてゆきます。

■安定した老後のためには欠かせない選択

薬剤師という資格を取得したのであれば、ぜひとも正社員として雇用され、厚生年金に加入しておけるようにするのがベストです。そのメリットは大きく分けると二つあり、一つは雇用先が掛け金の半分を負担してくれることが挙げられます。もう一つは、国民年金に比べて受給額が多く、半分の掛け金負担でありながらもらえる額は、すべての掛け金を支払ってきた国民年金加入者よりも多いという点です。将来的には支給額は当然変わってきますが、国民年金のおよそ2.5倍程度はもらえると考えていいでしょう。この差は年を取ってから、非常に大きいと感じられるのは間違いありません。そのため、正社員雇用をしてもらうことが大事なのです。

■せっかく取った資格だからずっと生かそう

女性の場合、結婚したり出産したりといったことで、なかなか正社員としてずっと働き続けるのがむずかしい状況になることが珍しくなく、アルバイトでもいいやという考えも出てくるでしょう。けれど、人口減少の今、一億総活躍社会を目指す以上、今後は女性が正社員としてずっと働き続けることが当たり前になる可能性は十分あります。そのときに薬剤師という国家資格をもっているなら、産休や育休制度を利用できる会社を選ぶのが大事です。そうすれば、休みを取りながらもずっと仕事を続けられますので、アルバイトで働かずに済みます。そもそも高給取りである薬剤師ですから、夫も厚生年金加入者であれば、老後は安泰と言っていい収入状況になるのは間違いなさそうです。


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