薬剤師は多くの職場があり、安心して勤務できるうえ、産後の復職や転職も比較的しやすいといわれています。実際にどれくらいの年収で働くことができるのか、正規社員と派遣社員では年収が異なるのかを確認しておくことが必要となります。
都市部のほうが高い年収を誇るように思われがちですが、実はそんなことはありません。地方のほうが厚遇しているところが多いため、地方で働いている人のほうが稼いでいるという現実があります。理由の一つに、地方では人材が不足しているため、働く人を厚遇しなければ勤めてもらえないというポイントがあります。
また、マイカー通勤が多く、通勤費用が掛かる地域も少なくないため、通勤費用が高めのところも少なくありません。勤務先によってどれくらいの通勤手当が出るのかは異なりますが、地方のほうが手厚いことは確かです。それ以外にも複数の理由によって地方のほうが手当てが多いため、結果として高い年収につながるといわれています。
基本的に年収としては正社員のほうが勿論上です。しかし、パートや派遣社員であっても比較的高い時給を支払っているところが多いため支払っている金額によっては正社員に肉薄するほどの年収となるところもあります。
勤務先によっても対応は変わりますが、パートで働いている人が頑張って務めた場合と、正社員の人が勤務した場合とで月給があまり変わらないという例もあるほどです。なお、パートなどで時短勤務を行っている人の場合、出産、育児をしながら働いていることが少なくありません。
そのため、時給は比較的もらえて時間短縮して働けるパートや派遣社員を選択している人が多いといわれています。
薬剤師という職業は、男女によってやることに差があるわけではありません。ただし、女性の場合妊娠や出産といった一定期間育児のために使う時間があるため、正社員よりもパートや派遣社員といった自由度の高い仕事を選択する場合もあります。
そのため、男性のほうが年収は高めです。ただし、60歳以上になると男女とも変わりはなくなる傾向が強いです。どんな働き方をしたらいいのか、どれくらいの年収が欲しいのかはその人次第といえます。基本的には男女で年収が異なるわけではなく、働き方によって異なるため、年収アップを目指すときの参考にしてください。