ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2017年04月13日

薬剤師の仕事を辞めた後店員として働くときの規制

薬剤師も調剤薬局員もは国家資格がないと職に就けません。しかも終身雇用ではなく、職業訓練校から国家資格を取って調剤薬局員の職に就けたとしても、月のお給料は15万円程度と低収入です。月に20万円以上稼いでバリバリ働きたい人にとっては、少々もの足りないかもしれません。さらに、国家試験をパスして職に就いても、薬を間違えて処方するなどの事故やトラブルが多発すると仕事を追われる可能性も大いにあります。

■取り違え事故を起こしてしまったら

調剤薬局のアルバイトを辞めた後、コンビニ店員として働くときは規制が存在します。まず、お仕事の基本ですが、自主退社でも、会社都合でも、薬の取り違えなどの医療ミスを起こして一旦離職すると、その後どんなに勉強しても、同じ事業所に再び戻ることはできません。資格を持っていれば、ドラッグストアでしたら同業他店の求人を見て面接に行けば採用されるかもしれませんが「以前ドラッグストアAで働いて医療ミスをしてやめた人が、ドラッグストアAから歩いて5分のところにある同業他店のドラッグストアBで働く」ということは、基本できません。周囲の住民の心象が悪いからです。さらに、顔や名前が既に地域に知られている人が医療ミスを起こして辞めたのに、すぐまた近くの同業他店に就職してしまうようでは客が恐怖や違和感を感じます。

■お客様にお顔を見せる店員のお仕事の掟

このため、一定期間以上薬局の業務に従事していた経験がある人が、仕事上のミスで離職した場合は通勤に電車か車で30分以上かかる、別の地域の個人薬局などに就職するなどの配慮をしないといけません。薬局、ドラッグストア、病院に拘らなくても、次はコンビニのアルバイトでいいかなと思っても、転職は考えているより難しいかもしれません。アパレル店員であれ、コンビニ店員であれ、化粧品の販売員であれ、百科事典の営業マンであれ、店の看板としてお客様にお顔を見せるお仕事に長く従事していた人は、次も店員になるのは難しいです。許してしまうと、企業のイメージがコロコロ変わってしまいます。このため、転職する際は、顔が周囲から見えにくい工場、事務勤務に切り替えることが求められます。

■薬局をクビにされてしまう人の特徴

薬局をクビにされてしまう人の特徴は清潔感のない人です。意外にも、ベテラン男性が一番守れていません。白衣やユニフォームがいつもタバコ臭かったり、魚屋や寿司屋のようなにおいがしたり、こまめに洗濯に出していなかったり、ヨレヨレになってしまっていたりすると、たちまちお客様から「臭い、臭そう」というクレームが店に入ります。お薬を売るお仕事なのですから、不潔は厳禁です。ちなみに「男性受けがいいから」「求人が多いから」という理由で、保育士や看護婦や、調剤薬局や介護士や、その他の医療関連の職につく女性も数多くいます。女性も、不潔なのは厳禁です。与えられたユニフォームは、こまめにクリーニングに出すこと。少々過剰でも潔癖なくらいの女性が、その場で一番仕事ができるように見えます。


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