日本はあと10年もすれば大変なことになります。若い世代の二人で一人の高齢者を支えることになるからです。現在は三人の若い世代で一人の高齢者を支えています。それでもその重圧は相当に大きいということができます。10年後には一体どんな事態になるのか、それを考えてみるだけで恐ろしくなってしまいます。こんなわけで、にわかに注目されているのが医療と介護のビジネスです。中でも薬剤師の資格は女性におすすめの人気のあるターゲットです。
薬剤師の国家試験を受験するための前提条件として大学の薬学部を卒業しなければなりません。6年間のカリキュラムを持つような大学に進学するのがベストのコースです。気になるのが6年間で一体どのくらいの費用がかかるのかということでしょう。
6年間でどのくらいの費用が発生するのかはひとえに大学の種類に依存します。つまり国公立大学に進学するのかあるいは私立大学に進学するのかによって大幅な費用の差が発生します。国公立大学に進学する場合では6年間でその費用の総額が350万円ほどであるといわれています。
それに対して私立大学の薬学部に進学する場合では費用が跳ね上がります。私立大学の薬学部では入学時に入学金の他に寄付金などを集めることが多いからです。それで全体として6年間の費用が割増されるということになります。
気になるその費用の総額ですが平均で1200万円程度であるといわれています。国公立大学の薬学部の費用が6年間で350万円ですから、それと比べれば雲泥の差であるということができます。
薬剤師の国家試験は合格率が難しいので有名です。その合格率は70%程度といわれています。ということは10人受験したらそのうちの3人は不合格になるということです。せっかく大学の薬学部を卒業できたのに国家試験に合格できないのではあまりにも寂しすぎます。
それからこの国家試験は日本の主要都市で年に一回だけ開催されます。年に1回の試験なのでそれに合格することができなければ来年までチャンスを待たなければなりません。これは大学受験に匹敵するような厳しさではないでしょうか。
気になるのが大学の6年間でどのくらいの費用がかかるかということです。結論から先に申し上げますとそれは国公立大学と私立大学とで大幅な違いがあります。国公立大学の薬学部を選択した場合には6年間の費用総額は350万円ほどになります。それに対して私立大学を選んだ場合には大学への寄付などもありますので 費用が跳ね上がります。6年間の総額は1200万円を超えると言われています。どちらが有利なのかは一目瞭然です。