薬剤師という仕事は、病院やクリニック、調剤薬局だけが勤務できる場所ではありません。近年はドラッグストアに勤務したいと考える人が増えていると言われています。また、正社員をはじめとして、パートやアルバイトといった複数の働き方があるのも大きなメリットの一つです。ライフスタイルに合わせて働き方を変えることができるため、結婚後や子育て中も働きたいと考える女性にも適した仕事です。
薬剤師が転職を希望するとき、まずは細かな条件に合った職場を探すことになります。たくさんの求人情報に目を通して、条件に合う求人情報を見つけたら、できるだけ早く応募してみましょう。転職活動を始めるのと同時に履歴書や職務経歴書を用意しておけば、気になる求人情報を見つけたときにスムーズに応募できるので便利です。
履歴書を書くときは、間違いのないように、注意深く丁寧に記入していくことが重要です。面接では、採用担当者が履歴書に書かれている内容に沿って質問します。そのため、誤った内容を履歴書に書いてしまうと、後から話が合わなくなってしまう心配があるからです。
虚偽の内容と判断されれば不採用になってしまうケースもありますので、履歴書を書くときは、事前にメモなどに詳細をまとめておき、間違えないように書くようにしましょう。
正社員だけではなく、アルバイトの求人に応募する場合も必ず面接が行われます。正社員ではないからと油断をすることなく、時間をかけてゆっくり準備をして当日を迎えるようにしましょう。どんな準備をすればいいのかわからない場合は、聞かれることに対する答えを用意しておくだけでも、ゆとりを持って当日が迎えられます。
採用担当者が質問する項目はあらかじめ予想がつきますので、一つひとつの質問に対する答えをまとめておけば、スムーズに答えることができます。志望動機をはじめとして、自己PRは履歴書などの書類に書いた内容と矛盾しないように気を付けることが大切です。
さらに、志望動機を答えるときは、前向きな気持ちとやる気が伝わるように意識すれば、採用担当者に好印象を与えることができます。
志望動機や自己PRをどのように答えればいいのか迷ったときは、インターネットを活用することで例文をたくさん見ることができます。様々なパターンの例文が紹介されているため、自分に合ったものが見つかりやすく、目を通すだけでも参考になります。
気になる例文を見つけたら、例文をそのまま覚えるのではなく、自分の言葉にアレンジして自分らしく伝えましょう。もちろん、アルバイトの面接を受けるときも、服装や身だしなみに気を付けなければいけません。
スーツのカラーは紺色やグレー、ベージュを選び、シンプルなデザインのものを用意しましょう。さらに、清潔な白いブラウスやシャツを着用すれば清潔感を演出できます。髪型やメイクも清潔感を意識して整え、マナーを守って話すようにしましょう。