ハッシーの薬剤師のアルバイト大百科

2019年07月18日

バイトを探す時の収入の基準と扶養の控除

薬剤師のアルバイトを探す時には、収入の高さがポイントになる事があります。その主な理由は扶養控除です。両親の扶養に入っているなら、注意が必要です。バイトで稼いだ収入が高めになってしまうと、控除されなくなるからです。


扶養に入る条件は年収103万円

家庭の主人は、税金が少々安くなっている事があります。例えばある家庭の主人に妻がいて、子供もいるとします。この場合、主人としては子供を養っている訳です。子供は扶養に入っている状態になりますが、その際主人の課税額も少々安くなります。

現行の税法上のルールでは、家族などを扶養している時には、所得税が一定程度安くなるからです。しかし状況によっては、所得税が安くならないケースもあります。例えば子供が大学などに通い始めて、バイトを始めました。

そのバイトの収入が年間110万円や120万円になった時などは、控除の対象外になります。というのも現在のルールでは、年収が103万円以下という条件があります。103万以下であれば扶養に入れますが、そうでなければ両親の税額も高くなる訳です。


扶養に入り続けるにはどうすれば良いか

したがって薬剤師のバイトで大きな収入を稼ぎますと、父親の税金がやや高めになる事はあります。配偶者も同様です。配偶者がパート勤めを始めて、上述の110万円などの金額になった時は、やはり高めになる訳です。このためバイトの仕事を探す時には、収入の数字が考慮される事も多々あります。

あまり稼ぎすぎてしまいますと、扶養から外れてしまうからです。年収が120万円になる職場ではなく、あえて103万円以下になる仕事を探している方も珍しくありません。ただし殆どの職場は、その辺りは配慮してくれます。

扶養に入り続けたい旨を職場の上司に相談しますと、収入や労働時間などを配慮してくれる事もあるからです。ですから不安な時は、職場で相談してみると良いでしょう。


状況に応じて基準額が変わる可能性はある

なお上述の103万円は、あくまでも現時点でのルールでの基準です。今後状況が変化すれば、その金額も変わる可能性はあります。現に配偶者控除のルールも、見直しされました。

金額の基準が変更になり、103万円では無くなった訳です。ただし現時点で見直しされたのは、あくまでも配偶者控除になります。扶養の控除は、現時点では見直しされていません。しかし税法上のルールは、たまに改正される事もあります。

今後何らかの問題点が浮上してきた時には、扶養の控除ルールも変わる可能性はあります。少なくとも現時点では、所得税を低く抑えたい方々は、年収103万円以下のバイトを探している事も多いです。ちなみに控除内で働きたい時は、求人サイトが便利です。バイトの求人を探す方法も色々ありますが、サイトには控除内の仕事を効率良く探せる機能もあります。絞り込み検索機能などを活用して、探してみると良いでしょう。


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