医薬分業の定着ということもあって、今や医療機関を受診してもそこで薬を出してもらえることはほとんどありません。そのため、別の場所で薬を受け取らなければならず、薬を用意してくれる場所や人がこれまでよりもうんと多く必要になりました。
■資格を生かしてうまく働くことができる人たち薬剤師という国家資格を持っているのであれば、まだまだ人手が足りないことから、専門の仕事ができる人を多く募集している今、ブランクがあったとしても資格があることを武器に、仕事に復帰することはたやすいでしょう。また、資格所有者の7割が女性ということで、どうしても結婚や出産でフルタイムの仕事を離れることが多くなります。そんなブランクのある人に最適なのが、また仕事を始めるにあたってはアルバイトで入れるところを探すということです。アルバイトとして仕事をするなら、自分の働ける時間内だけで仕事ができますし、夫の扶養家族の範囲内で短時間、あるいは短い日数で働くことが可能になるでしょう。
■自分の条件をしっかり伝えることが大事実際、アルバイトを募集しているところは多いので、自分の希望条件をしっかり伝えることが面接での絶対条件となります。詳しいことは会ってからお話をしましょうというところがほとんどですので、ここで自分の希望する条件をきちんと伝えないことには、採用されるかどうかの検討材料がないことになります。また、たとえバイトと言えども仕事をすることに変わりはありませんので、採用されてから働く時間や曜日に希望があったので何とかしてほしいと言ったところで、採用した側としては聞いてないよということになってしまうでしょう。ごたごたを避けるためにも、会ったらとにかく自分の希望条件をこれでもかと言ってしまうのがおすすめです。
■伝えた上で考えてくれたところで働こう希望する労働条件に関して検討し、それでも採用すると決めてくれたところなら、働く時間や曜日のことで採用後にトラブルが起こるということは少ないと考えられます。どこが検討した上で採用してくれるかわかりませんが、面接はそれを伝える大事な場であることを肝に銘じ、言うだけは言ってみるのがいいでしょう。中には、それでもいいから来てほしいというところが、売り手市場であるがゆえに出てくると思われます。雇う側が納得し、雇われる側も条件をのんでもらえたのであれば、そこでの仕事はスムーズにすすむ可能性あが高くなると考えられます。これは、病院や調剤薬局、ドラッグストアのどこにでも当てはまる要件です。